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便利なハイパーリンクの落とし穴

迷子になりました
サイトの中で、迷いやすい原因の一つが、ハイパーリンクではないでしょうか?
どこにでも飛んでいけるリンクのおかげで、見たい(見せたい)ページにワンクリックで行けるわけですが、これが迷う原因になっていませんでしょうか?

↓あなたは、こんな感じでサイトを作りました。
ホーム
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 ├目次A┬記事1
 |   ├記事2
 |   └記事3
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 ├目次B┬記事4
 |   ├記事5
 |   └記事6
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 └目次C┬記事7
     ├記事8
     └記事9

例えば、あなたは、目次Aの記事1を書いています。
作っている途中で、関連した記事が目次Cの記事9にあると思い出しました。
あなたは、記事9にリンクを張りました。

そして、その記事9に関連した記事が目次Bの記事5にあることを思い出しました。
あなたは、記事5にリンクを張りました。
これで関連記事を読んでもらうことが出来ました。

ここは、どこ?

問題は、この後です。
目次Cの記事5を読んだ後、記事1に簡単に戻れなくなってませんか?
そう、あっちこっち見てたら迷ってしまうのです(笑)

ブラウザの戻るで戻っても初めに見ていた内容を忘れていることもあります。
つまり、いま読んでいる記事から関連記事に簡単に飛べるようにしたおかげで、実は迷う原因を作っている場合もあるってことです。


【私の解消方法】
本当に必要だと思えるものだけをリンクする。
記事の途中にリンクがあると、最後まで読む前に別のページに行ってしまうので、記事の最後に関連ページと書くといいかもしれませんね。

まわりくどいかもしれませんが、サイト構成を深くしなければ、例えば目次Aの記事1から目次Cの記事9に直接リンクを張らず“目次Cの記事9に関連記事があります。”と書いて目次Cにリンクして記事9をクリックしてもらう(2クリックにする)とサイトの構成を覚えてもらえるかもしれません。

目次Cの記事のタイトルを見ることになるので、そこに興味のある部分があれば、クリックしてもらう可能性が高くなるとも思えます。(って、説明わかりづれぇーよな)

ハイパーリンクとは?
文書内に埋め込まれた、他の文書や画像などの位置情報。ハイパーリンクを用いて複数の文書、および関連する画像などのオブジェクトを関連付けたシステムをハイパーテキストという。WWWはハイパーテキストの代表例で、Webブラウザで文書を表示し、リンクのある場所を,マウスでクリックすると、関連づけられたリンク先にジャンプするようになっている。 IT用語辞典 e-Words様より引用

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